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基本方針

当社は、株主の皆様の利益拡大に繋がる企業価値向上を目指し、成長戦略の推進による当社利益の拡大と純資産の圧縮による資本効率の向上を進めることを基本方針とします。

中長期目標

ROE15~20%の実現

*中長期:2028.03~2033.03期

成長戦略の推進

資本効率の向上

成長戦略の推進と資本効率の向上

成長戦略の推進

当社は、以下に掲げる事項を成長戦略の軸とします。

  • 投資運用力の向上による投資パフォーマンスの更なる向上
  • 対象マーケットの拡大に足並みを揃えた外部募集力の強化によるファンドサイズ拡大
  • これらの活動を支える組織基盤の強化

資本効率の向上

新設ファンドサイズを対象マーケットに合わせて段階的に拡大させる一方で、当社の出資比率を、現在の40%程度から、2033年3月期頃までには20%とすることを目標に低減させます。これに合わせて投資継続のために確保すべき必要資金(現状600億円程度)も段階的に縮小させ、必要資金を超える部分は株主還元を検討します。

これらの施策により資本効率を高め、中長期的には、自己株式取得も含めた総還元性向は60~100%超、ROEは15~20%に高めていくことを目指します。

株主還元の方針

配当金については、DOE(前期末株主資本に対する年間配当金額の割合)6%または配当性向50%のいずれか大きい金額とします。

上記の配当方針に加え、投資継続のために確保すべき必要資金600億円程度(有利子負債、未払税金、各年度3月末においては配当支払予定額を控除した金額)を将来にわたり段階的に縮小させ、それを超える部分は株主還元を検討します。

株主還元・配当

進捗と取り組み

当社事業は、成果が生まれるまでに一定の期間を要するため、取り組みを継続することが必要です。

一方で、毎期の進捗状況を踏まえ、適時適切な対応を行うことも欠かせません。継続性と柔軟性を両立することで、中期・長期の目標実現に向け、取り組んでいきます。

環境認識

ベンチャー投資とバイアウト投資の2つの投資事業の市場環境を理解するためには、スタートアップ市場とプライベートエクイティ市場の環境認識が重要だと考えます。