パーパス

挑戦への投資で、
成長への循環をつくりだす

当社は長年にわたる投資経験の中で、「投資の継続が、持続可能な社会を実現する 」ことを信じ、企業・起業家の新たな挑戦に対し投資を続けてきました。地球環境やグローバル経済を取り巻く問題がますます複雑化する中、当社は、まだ見ぬ価値を生み出す挑戦に果敢に投資し、その成長にコミットすることにより、新たな成長への循環をつくりだし、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

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ビジネスモデル

ビジネスモデル

当社の事業は、ファンド運営を通じたベンチャー投資とバイアウト投資です。出資者から集めた投資資金を、ファンドを通じて未上場株式に投資します。「厳選集中投資」の方針のもと、継続的に投資先として有望な企業の開拓と投資を行い、投資パフォーマンス(投資倍率*)の向上を目指します。投資後は経営関与を高めつつ、投資先の企業価値向上を図ることで、新規上場(IPO)やM&A等のトレードセールによるEXIT(売却)を目指します。
当社の主な収益源は、ファンドの運用報酬である管理報酬および成功報酬と、ファンドへの直接出資に対するキャピタルゲインの3点です。マーケットに応じてファンドサイズを拡大し、高い投資倍率を実現することにより、収益の最大化を目指します。

*投資倍率:営業投資有価証券売上高÷営業投資有価証券売上原価

ビジネスモデルの図 ビジネスモデルの図

収益の3つの柱

当社の収益の柱は、外部出資者からファンドへの出資額に対して得られる「1. 管理報酬」、ファンドのリターンに対して得られる「2. 成功報酬」と、当社自らがファンドへ出資した自己資金に対するリターンとして得られる「3. キャピタルゲイン」です。

収益を持続的に高めていくために、キードライバーである投資倍率(投資運用力)の向上と、外部出資者からの出資額(ファンド募集力)の拡大を進めていきます。

収益の3つの柱を説明した図表。1.管理報酬:ファンド運用に対する固定報酬、外部出資者から運用を委託された資金×年約2%、キードライバー:外部出資約束金額。2.成功報酬:ファンドのリターン連動型報酬、ファンド利益×外部出資者持分割合×20%、キードライバー:ROI。3.キャピタルゲイン:ファンドへ自己資金を出資することで得られる運用利益、当社持分の運用資産の売却損益、キードライバー:ROI。注釈:成功報酬、管理報酬は当社出資分を除く。外部出資者から運用を委託された資金、Icon Venturesへの出資を除く、管理報酬対象額。ROIは過去5年平均。 収益の3つの柱を説明した図表。1.管理報酬:ファンド運用に対する固定報酬、外部出資者から運用を委託された資金×年約2%、キードライバー:外部出資約束金額。2.成功報酬:ファンドのリターン連動型報酬、ファンド利益×外部出資者持分割合×20%、キードライバー:ROI。3.キャピタルゲイン:ファンドへ自己資金を出資することで得られる運用利益、当社持分の運用資産の売却損益、キードライバー:ROI。注釈:成功報酬、管理報酬は当社出資分を除く。外部出資者から運用を委託された資金、Icon Venturesへの出資を除く、管理報酬対象額。ROIは過去5年平均。

投資事業領域

当社はベンチャー投資とバイアウト投資の2つの領域で投資事業を行っています。
異なる性質のアセットクラスを有することで市場の影響を抑え経営の安定化を図っています。

投資事業領域 投資事業領域

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ビジネスプロセス

当社の基本的ビジネスプロセスはファンドの組成から始まります。国内基幹ファンドの募集はファンド運用部が中心となり、投資部門・ビジネスディベロップメント部と連携しながら外部出資者候補の各企業とのコミュニケーションを推進します。
投資においては投資部・事業投資部を主体に、投資先候補の各企業に最適なチームを組成し、投資案件の発掘からEXITまで一気通貫で成長支援。投資先の企業価値向上は、人材採用/マーケティング・営業支援/バックオフィス構築・IPO準備など、投資先の成長ステージに応じて専門チームが組織的にサポートします。

ファンド組成

出資者に対して金融商品として魅力あるファンドの立ち上げ。

  • マーケット環境を踏まえた上で、3年半程度に一度適切なサイズのファンドを組成し、募集活動を実施。

  • 既存出資者向けの関係構築および、新たな出資者層の開拓を通じて、リスクマネー市場の拡大を推進。

ファンド運用

ファンド
運用

出資者との強固な信頼関係の構築に向けた、規律と透明性の高い運用、およびニーズに寄り添った対応を実施。

さらに詳しく

ベンチャー
投資

「厳選集中投資」の考え方のもと、シード・アーリーを中心に、ポテンシャルの高い投資対象を厳選し、集中的な経営関与を実施。

さらに詳しく

投資先の発掘

投資判断・実行

投資先支援

EXIT

バイアウト
投資

伝統的なバイアウト投資に加え、ベンチャー投資の知見を活かした「ベンチャーバイアウト」により、投資先の企業成長を積極的に推進。

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Sourcing

Execution

PMI

EXIT

ビジネス
ディベロップメント

投資先の成長ステージに応じ、専門的な知見を基にした企業価値向上の積極支援。

  • 採用・
    組織構築

  • マーケティング・
    営業

  • バックオフィス
    構築

さらに詳しく

当社の強み

価値の源泉となる3つの力

当社の強みは「投資運用力」と「ファンド募集力」、さらにはそれらを支える「組織基盤」です。
投資案件の開拓と企業成長への貢献を通じて高いパフォーマンスを実現する投資運用力と、出資者との信頼関係構築ならびに新規出資者の獲得を通じ、外部出資額を高めていくファンド募集力が、当社の利益拡大における両輪です。
投資運用力とファンド募集力は相互に影響し合っており、市場の拡大に合わせて持続的に2つの力を高めていくことが重要となります。
この両輪を支えているのが、強固な組織基盤です。特定個人に依存することなく、組織として仕組みやカルチャーを築き、承継することにより、再現性を高めていくことが可能となります。

3つの力を価値の源泉とすることで、安定した収益を生み出し、 成長への循環を創出しています。

パーパス:挑戦への投資で、成長への循環をつくりだす

投資運用力

高い案件開拓力を持ち、企業の成長に貢献するキャピタ リストの能力と、個人の経験を共有・蓄積し補完する組織 力を継続的に磨きながら、「厳選集中投資」を推進。

ファンド募集力

ファンド募集・運用において、定例レポートの充実と出資者の個別ニーズに応じたサポートを実施。規律と透明性を継続的に高めることで、既存出資者との信頼関係強化と、新規出資者の獲得を推進。

組織基盤

キャピタリストを新卒採用・育成する独自のモデルとノウハウを承継するカルチャーを強みとする。
加えて投資先支援・ファンド運用の専任部門や、強固なコンプライアンス・リスク管理体制を構築することで、パフォーマンスの再現性に寄与。

数字で見るJAFCO

投資運用力

キャピタリストによる年間新規開拓

3,855

累計IPO社数

1,039

平均EXIT倍率(過去5年平均)

2.2

国内キャピタリスト数

65

*2025年3月期末時点

ファンド募集力

累計ファンド運用総額

1.2 兆円

運用中ファンド総額

4,584 億円

うち、外部出資

1,985 億円

直近ファンドサイズ

978 億円

ベンチャー投資:
バイアウト投資

2:1

累計出資者数

1,300

*2025年3月期末時点

組織基盤

投資経験年数(会社全体)

52

社員数(国内)

162

採用人数

20

うち、新卒採用

5

国内キャピタリスト数

65

うち、投資経験10年以上

22

*2025年3月期末時点

ファンド(投資事業組合)

運用実績

累計ファンド運用総額

1.2 兆円

運用中ファンド総額(国内)

4,584 億円

* 2025年3月期時点の実績 * いずれも海外子会社のファンドを含む総出資約束金額ベース

運用中ファンドの出資者構成推移

SV4ファンド

シリーズ総額

600

億円

(400億円)

2013年3月設立

*括弧内の数字はファンド総額のうち国内投資枠。

金融機関
事業法人
JAFCO

SV5ファンド

シリーズ総額

750

億円

(500億円)

2016年8月設立

*括弧内の数字はファンド総額のうち国内投資枠。

金融機関
事業法人
その他
JAFCO

SV6ファンド

シリーズ総額

800

億円

2019年6月設立

*SV6は国内投資のみとなります

金融機関
事業法人
投信・その他
JAFCO

SV7ファンド

シリーズ総額

978

億円

2022年6月設立

*SV7は国内投資のみとなります

金融機関
事業法人
年金・投信
その他
JAFCO

* シリーズ総額は直近出資約束金額ベース。括弧内の数字はファンド総額のうち国内投資枠。

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ファンド運用

当社の歴史

当社はベンチャー投資、バイアウト投資の黎明期から「投資の継続」と「市場の拡大」に挑戦してきました。
その挑戦の歴史を紹介します。

挑戦の歴史