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2017年1月10日

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株式会社マネーフォワード 代表取締役社長CEO 辻庸介氏

2001年京都大学農学部卒業、2011年ペンシルバニア大学ウォートン校MBA修了。 ソニー株式会社、マネックス証券株式会社を経て、2012年株式会社マネーフォワード設立。 2014 年1月ケネディ米大使より「将来を担う起業家」として米国大使館賞受賞。 同年2月ジャパンベンチャーアワード2014にて「起業を目指す者の模範」としてJVA審査委員長賞受賞。 同年3月電通国際情報サービス「金融イノベーションビジネスカンファレンス FIBC2014」において大賞受賞。 2016年11月、Forbes Japan「日本のベスト起業家ランキング」にて7位を受賞。マネックスベンチャーズ株式会社 投資委員会委員、一般社団法人 新経済連盟 幹事。

株式会社マネーフォワードについて

会社名

株式会社マネーフォーワード

設立年月

2012年5月

サービス

個人向けの自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」およびビジネス向けクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」*を提供。
*MFクラウド会計、MFクラウド確定申告、MFクラウド請求書、MFクラウド消込、MFクラウド給与、MFクラウドマイナンバー、MFクラウド経費の7つのサービス群から成り立つ。

(沿革)

2012年5月

東京都新宿区高田馬場において創業

2013年1月

自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」公開

2014年1月

クラウド型会計ソフト「マネーフォワード For BUSINESS」公開

2014年7月

個人情報管理のグローバルスタンダード「TRUSTe」認証を取得

2015年7月

クラウド型給与計算ソフト「MFクラウド給与」公開

2015年12月

「マネーフォワード」がGoogle Play ™ストア「2015年ベストアプリ」に選出、併せてGoogle Play™のトップデベロッパーに認定

2016年1月

クラウド型経費精算ソフト「MFクラウド経費」公開

2016年3月

資金調達サービス「MFクラウドファイナンス」の提供を決定

2016年9月

「マネーフォワード」、利用者数400万人突破

マネーフォワードはテクノロジーの力で、お金の課題を解決します!

私たちの会社は、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションを掲げ、事業を行なっています。お金は、人生においてとても大事なファクターであるにも関わらず、人生を通して学ぶ機会は少なく、課題もたくさんあります。私達は、テクノロジーの力で、お金の悩みや課題が解決できて、少しでも人生が良くなるお手伝いができれば良いな、という思いから事業を開始して、「すべての人の、『お金のプラットフォーム』になる」ことを目指し、日々サービス創りに励んでいます。
現在は、主に2つの事業を展開させていただいています。個人向けサービスでは、自動家計簿・資産管理サービスの「マネーフォワード」、ビジネス向けには、クラウドのバックオフィス、つまり会計や給与計算・経費精算・マイナンバー・請求書などを管理する其々のクラウドサービスを提供しています。
「マネーフォワード」は400万以上、「MFクラウドシリーズ」は50万以上のユーザー様にお使いいただいています。また1,900社ほどの会計事務所さんにもご利用いただいております。

新しい時代の会計ソフトはクラウド上であらゆる情報がつながっていく

会計ソフトというと、パソコンのアプリケーションや、比較的新しいモデルではクラウド型があり、いずれも日々の仕訳入力から決算までが出来るソフトとして知られています。私たちは、従来の会計ソフトの領域を超え、経営に関するすべての課題解決ができるようなサービス創りを目指しています。
そのために、さまざまな外部サービスとの連携を進めています。例えば、「MFクラウド会計」では、銀行やクレジットカード、電子マネーなどの金融機関以外にも、販売管理や売上管理のサービスとも連携しています。インストール型の会計ソフトでは、領収書やレシートなどの取引データを手入力して集計する必要がありましたが、「MFクラウド会計」では連携サービスから日々取引データが自動で取得され、明細の内容によって自動で仕訳の提案までしてくれます。さらに、個人事業主向けの「MFクラウド確定申告」では、申告書の作成や電子申告までが一気通貫で完結できるため、圧倒的に時間や手間が削減できるようになったというお声を多数頂戴しています。
また、通常は膨大な資料準備や審査時間を要する融資までのフローを、「MFクラウドファイナンス」を活用しクラウド上で完結させることで、キャッシュフローの改善においても大きなメリットを感じていただけると思います。
このように、さまざまなサービスとつながることでバックオフィス領域におけるエコシステムを構築し、自動化できることは出来る限り自動化してくことで、経営者が本業により集中できる環境作りのお手伝いをしていきたい。企業の経営が改善されることで、日本経済全体を活性化していきたいと考えています。

FinTech時代の新しいお金の流れを作り出したい

現在の会計業務に関するサービスだけではなく、新しいお金の流れを作り出したいと考えています。必要なところに適切な必要なお金が流れるというようなサービスもやりたくて、中小企業向けの資金調達サービスとして「MFクラウドファイナンス」を開始いたしました。クラウドファンディングをはじめとする、個人向けの資金調達サービスは、既に利用者も多く、浸透しつつありますが、同様に、中小企業も今後はクラウド上での資金調達も選択肢の一つになってくると思います。
また、貨幣の概念は確実に変わります。それはやっぱりbefore Internetとafter Internetで、全然違う世界になると思います。もともと貨幣は、モノを交換するためだけのツールで、貨幣自体に価値はありませんよね。誰かがこれが1万円って言ったから、1万円という通貨単位を日本国政府が保証していることで、1万円札…これは紙ですよね、本質的にはその紙幣で取引を行なう両者が合意して、1万円相当の信用だと思って交換しているだけなので、信用が担保できて両者が合意できれば、別に貨幣の形は何でも良いはずです。
インターネットの台頭により、国をまたいだ大きな企業、例えばGoogleとかアップルといったプレイヤーが出てきて、国よりもはるかに大きくなっています。インターネット上では「国境」という概念を感じることは少なくなってきています。そうした時代において、貨幣は確実に変わってくると思います。企業が付与するポイントだって貨幣ですし、仮想通貨も中央集権に依存しない新しい貨幣だと言えます。こうした変化は、インターネット時代には自然だと感じていますし、そうした時代の変化も見据えた上で、サービスを創っていきたいと考えています。

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起業した当初はユーザーがたった10人という時期も

起業して、初めの頃はとても苦しかったことを覚えています。新しいサービスを創りたいと思って起業して、始めたサービスが結果的にダメだったので潰したんです。その後、新しく創り直したサービスが、今の自動家計簿・資産管理サービスの「マネーフォワード」です。でもリリース後もユーザー数は全然増えないですし、もうダメかなぁ…みたいな状況でした。
ただ、そうした時期を乗り越えられたのは、結局はユーザーフォーカスだと思います。サービスに価値がないとユーザーさんは来ないので、
「Nice to have(あったらいいね)」じゃダメで「Must have(なくてはならない)」にならないと生き残れないという強迫観念じゃないでしょうか。
それをどう創るかは、まったく前例がないので、必死にユーザーさんの意見を聞いて考えて、改善スピードを異常なほど上げて開発していくみたいな毎日でした。当時は先の見えない道を走っている感じはありましたね。何をやればこうなるって分かっていれば、開発は楽ですけれど。Googleのアナリティクスを見ていて、ユーザーはたった1日10人で、しかも10人のうち友達が7人じゃないか。どうしよう…みたいな。
あと、断られるのに慣れました。起業したばかりの頃は、営業などで売り込みに行っても相手にしてもらえないじゃないですか。当然といえば当然なんですが…。営業先では「マネーフォワード?それ何??」みたいな感じでした。日本人は言い方が優しいので、断らなくても「いや〜、またね」みたいな感じがあるじゃないですか。スパッと断ってもらった方が楽なんです。優しさが逆につらい(笑)。

創業時からの恩人のひとりそれがジャフコさんです

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当社は創業から4年半の会社ではありますが、恩人と言える方が何人かいらっしゃいます。その中の1人というか、恩人と言える会社さんがジャフコさんで、担当の方には、とても助けられました。
ジャフコさんからは、2013年11月に初めて結構な金額を出資いただいたんです。当社は最初にマネックスベンチャーズさんから出資いただいていたんですけど、それは私の出身企業なので、起業して本当の意味で外部からお金をご出資いただいたのはジャフコさんでした。
その時、出資が決まるまでのジャフコさんの意思決定が滅茶苦茶早くてですね…、担当の方がご来社されて、事業の説明をお聞きになってすぐに、「自分としてはすぐに出資したい」とおっしゃったのが今でも印象に残っています。当時、私どもの会社は初めての資金調達だったので、わからない事が多かったんですが、親身にサポートいただき、とても助かったことを覚えています。
担当の方は、もともと金融のベンチャー、マネックス証券にも関与されていた関係から、うちの業界に詳しい方だったのでコミュニケーションも楽でした。いろいろなベンチャーキャピタルさんとお話しさせていただき、それぞれ良いところはあると思いますが、やはりジャフコさんは日本最強だなぁ、という印象です。 出資を受けた後も、ジャフコさんにはいろいろなご相談をさせていただいていますけど、常にサポーティブだし、ジャフコさんとの関わりでは嫌な思い出がひとつもないです。
ジャフコさんが素晴らしいのは、お会いする必要があるときは私どもの会社に必ず来られたことです。投資先の経営者を自分たちのオフィスに呼び出す投資家もいらっしゃいますが、そうした時間を営業やプロダクトの改良に使えれば、会社にとっても投資家にとってもよい結果が出せる可能性が高いと思っています。

経営者、起業家へのメッセージ

ぼくら起業家に不足しているのは、まず資金だと思います。もちろん、人材も何もかも足りないし、アドバイスもいただきたいし、情報のネットワークも新しく作っていくのはとても大変です。
そういう意味では、ジャフコさんには、資金量も、人材も、歴史も、そして事業を伸ばすノウハウも全部あるので、とても助けられました。
私どもが成長していくために必要な資金を、大変早いステージでご出資いただき、その後もご出資いただきました。また、ジャフコさんのネットワークは恐らく日本全国を網羅されているので、あちらこちらでいろいろな方をご紹介していただいて、ビジネスにつなげていただくなど、そういったサポートが大きかったですね。
私はもともとはソニー出身なので、ソニーみたいな会社を作りたいと思いましたし、成長する会社を作りたいという夢がありました。すると、パートナーであるベンチャーキャピタルが一流じゃないと、事業を成長させていくのは、かなりきついと思いましたね。
高い頂を目指すなら、それを目指せる能力のあるパートナーを選ぶことも大切だと思います。

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