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ジャフコは二人三脚で苦難を乗り越えてきた同志であり恩人

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2015年9月28日

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株式会社Aiming 代表取締役社長 椎葉忠志氏

1973年生まれ。立教大学卒業後、1997年テクモ株式会社に入社。2003年、株式会社ゲームオンに入社、2006年12月東証マザーズにIPO、2008年3月同社常務取締役退任。2008年6月、ONE-UP株式会社代表取締役就任。2011年5月同社退任。2011年5月株式会社Aiming設立。家庭用ゲーム開発からゲーム業界のキャリアをスタート。ゲームオンでは日本で最初に最も成功したFreeToPlay(基本無料)型MMORPG「REDSTONE」の立ち上げなどが有名。ONE-UPではソーシャルゲーム初期の代表的なヒット作「ブラウザ三国志」「戦国IXA」等を立ち上げ成功させる。どのような時代であっても、インターネットに繋がるゲームで革新的な最初の成功を出し続けるためのオンラインゲーム事業計画立案、運営、開発、マーケティングについて現場レベルから経営レベルまで幅広い知識と実績を持つ。

株式会社Aimingについて

会社名

株式会社Aiming (エイミング) 
英語表記 Aiming Inc.

主な事業内容

オンラインゲーム制作・オンラインゲームプロデュース

(沿革)

2011年5月

株式会社 Aiming 設立

2011年6月

ONE-UP 株式会社から大阪スタジオ譲受

2012年2月

台湾に支店を設立

2012年4月

フィリピンに子会社を設立

2014年11月

Tencentグループと業務提携

2015年3月

東証マザーズ上場

Aiming創業への道のり

—市場の伸びと可能性にかける瞬間

すべての市場は、良い時期・悪い時期の両波を繰り返します。その波の中で、自らが挑戦したいアイディアに需要・可能性があるのかを模索し、ここぞというタイミングの時に勝負することが非常に重要だと思っています。
特に市場の波が激しいゲーム業界では、3〜4年でトレンドが大きく変化します。
90年代後半に家庭用ゲーム機が流行り、ポータブルゲーム機が主流になったかと思えば、携帯でゲームを楽しむ時代が到来し、プラットフォームが力を持ち…そのような波の中、私は、当時決して主流ではなかったPCオンラインゲームがのびる可能性を見いだし、その市場開拓に集中した結果、狙った通りの成功を収めることができました。波の激しいゲーム業界でも、新たなジャンル・ターゲット・方法を模索し、ここぞという場面で挑戦することで、勝つ事ができる、という証明になりましたね。

—いつも次の挑戦の場を探していた

PCオンラインゲーム市場の開拓後からは、前職で数々のオンラインゲームを手がけながら、いつも、【必ず来る次の波】と【挑戦の場】を模索していました。そしてある時、スマートフォンゲームという市場に辿りついたのです。当時(2011年)は、もちろん現在のような確固としたスマートフォンゲーム市場は存在せず、世界的なタイトルでも月商1億円ほどの小さな市場でした。しかし、スマートフォンのスペックは確実に進化し続け、常にインターネットに繋がるという事実を前にし、私は、「ゲーム機に劣らないリッチなスマートフォンゲームを必ず作り、世界中のお客様に自分たちのゲームを届けることができる」と確信しました。この市場に挑戦すると決めてから、2~3ヶ月後には、第1回目の資金調達を終えた形でAimingを設立していました。その間、迷いなど皆無でした。「今しかないチャンスを自分で掴むしかない」という気持ちのみでしたね。

Aimingの挑戦

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—息をするようにおもしろいゲームをつくる

ゲームという市場は、純粋に製品ごとのクオリティーで勝負できる市場です。世界中の人々がスマートフォンというゲーム機を持ち、ゲームをする時代において、クオリティーが高く面白いゲームを作ることができれば、必ず利益を上げることができるはずです。我々Aimingは、この原理原則にのっとり、より良いゲームを生み出し続けることができるチームを作ろうとしています。そのために、「息を吸うように面白いゲームを作る」という意識を会社の文化として常に掲げています。より良いゲーム作りは、素晴らしいストラテジーが必要なのではなく、各自が「お客様にとって次におもしろいと思うことは何だろう」ということを常に問うことによって生まれるからです。こうして全社員が「息を吸うように面白いゲームをつくる」ようになれば、世界的に勝てるチームを作れると確信しています。

—文化の純度を保つ

弊社は、ゲーム作りのための開発力を持つことを第一優先に置いていたので、創業期でも100人ほどの社員が所属し、初期からしっかりとした開発人員を持っていました。それから上場時300人ほどだった社員が現在は500人に増え、さらに規模が拡大していく中で、設立当時から変わらず大事にしている考えが、「文化の純度を保ち続ける」ということです。例えば、我々は、「ゲーヲタ採用」という採用方法を実施しています。エントリー時、これまでどんなゲームを経験してきたかというゲーム履歴書を書いて頂き、面接時は、そちらを参考にします。結果、ゲームが心から好きな人材のみが弊社に集まることになります。このような仕掛けをあらゆる場面で実施しています。こうして、規模を大きくしても、文化の純度を保つことができる会社こそが、真の強い組織だと確信しています。

ジャフコとの出会い

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—突然の来訪からスピーディーな対応

ジャフコとの出会いは、ジャフコの方が突然来訪されたことから始まりました。当時会社を設立してまだ数日経ったぐらいの頃、私のインタビュー記事をご覧になり、すぐにご連絡を頂きました。そして、スマートフォンゲームという未知な市場への弊社の挑戦について、熱心にお聞きいただきました。同時に我々の希望額を投じて共に挑戦して行きたいというジャフコのご意向をお伺いして、資金調達を決めました。初めてジャフコの方が来訪されて調達の意向が決まるまで、1ヶ月もかからなかったですね。とても熱心に、スピーディーにご対応頂きました。

—経営者を信じる揺るがないスタンス

ジャフコは、事業・経営陣両面とも、いつも我々を信頼してくれていました。ジャフコの担当者とのある思い出深いお話があります。当時、我々の業績が伸び悩んでいる時、役員会にて、他の投資家様も含め様々なご意見が飛び交っていました。その際、いつもは口数の少ないジャフコの担当者が、「私たちは、Aimingはものすごい価値の可能性を持っている、と信じて出資しているのだから、目の前のことでこの先の大事な方針を判断せず、椎葉さんを信じましょう。」とおっしゃってくれたのです。さらにこの直後、当時我々の業績を加味すると、かなり反対のご意見もあったはずですが、追加投資を実行してくれました。
まさに、ジャフコは、経営者が苦しい状況でも、経営者を信じ、価値ある者としてお付き合いいただけるのだ、ということを実感しましたね。

—ジャフコの幅広いサポート

また、ジャフコは、確かな実績と多種多様な社内体制が整っているので、業務面でも幅広くサポートしていただけました。上場時の細かい調整や処理業務など、我々にとっては未知な経験が多い中、一つ一つ細部まで、丁寧にサポートしていただきました。我々は、他社様からも投資をいただいていたのですが、業務上の相談はほぼジャフコにしていましたね。「自分を信じてくれている」という信頼から、自ずとあらゆることを相談することができ、ジャフコも可能な限りのサポートをしていただけたからです。
我々にとって、ジャフコは、二人三脚で苦難を乗り越えてきた同志であり、恩人です。

—経営者・起業家へのメッセージ

まずは、「この市場なら絶対に勝てる」という確信を持ってください。強く確信を持つことが成功への第一歩です。また、ぜひ「ギーク」であってください。「ギーク」の意味は、常に実践することにより深い知識を持つ、ということです。情報が溢れる現在、同じようなサービスが乱立する中で、画期的な発明はそうそう起きません。まずは、今世の中にあるものを手にとり、深く理解した上で、次の一手を考え“形”にすることこそが、ものづくりの一歩です。勝つという強い確信と、「ギーク」な姿勢をぜひ大事にしてください。

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