
戦略
企業価値向上を持続的に向上させるためには、人材の強化が欠かせません。具体的には、「強い個の育成」と、「強固な組織基盤の構築」の2点が必要になります。以下のような取り組みを通じ、強い「個」と、「強固な組織基盤の構築」を実現することで、持続的な企業価値の向上とパーパスの実現に努めています。




要員計画
当社の成長は、その事業の特性上、ベンチャーキャピタリストをはじめとする「個」に大きく依存します。そのため、いかにして優秀な「個」を採用し育てていくかが、事業上の大きな課題となります。当社の人材の採用・育成は、持続的な企業価値向上の実現に向けた経営・事業戦略と連動した要員計画にしたがって行っています。
多様なキャピタリストの採用
キャピタリストに関しては、これまでも継続している新卒採用に加え、様々な経験・スキル・ポテンシャルを有する人材を継続的に採用しています。
独自のキャピタリスト育成
当社が培ってきた独自のキャピタリスト育成モデルにより、良質な投資を実現する強い「個」を育成していきます。
各領域におけるプロフェッショナル人材の採用・定着・育成
当社および、投資先を取り巻く環境も、大きく変化をしています。そのため、キャピタリストだけではなく、投資先支援やファンド運用、コーポレート分野など、各領域においてもプロフェッショナル人材の採用・定着・育成も重要となり、力をいれています。
評価・処遇・サクセッション
多様な強い「個」を持つ優秀な人材の採用・定着・育成には、人事制度をはじめとする評価・処遇等の仕組みも重要な要素です。マーケット環境も踏まえながら、定期的な見直しを進めています。加えて、次世代を担う人材のサクセッションも実施しています。
ファンドパフォーマンスの向上を支える組織力・仕組みの構築
ファンドパフォーマンスの向上を支える組織力・仕組みの構築も欠かせません。組織としてのナレッジ蓄積・共有や業務効率化に向けた仕組みを進めることで、個の成長も促し、組織として持続可能性を高めていきます。また、組織としての対応力の強化は投資事業において高い付加価値を生み出すことに繋がると考えます。
高いモチベーションで心身ともに健康的に働き続けられる環境づくり
多様な「個」の力を最大化し、「個」の力を最大限発揮し続けられるようにするためには、働く環境づくりも重要です。社員のモチベーションを高め、心身ともに健康的に働き続けることができ、ライフステージの変化にも対応できる体制や仕組みの構築も、当社が取り組んでいる重点事項です。
強みを継続させるカルチャーの醸成・浸透
強い「個」の育成と、強固な組織基盤構築に向けて欠かすことのできない要素が、パーパス・ミッション・バリュー・アイデンティティに表現されるカルチャーの醸成・浸透です。様々なバックグラウンドを有する多様な人材の集団が、一丸となって高いパフォーマンスを発揮するためには、共通するカルチャーを醸成し、浸透させていくことが欠かせません。
Team
人材の育成


新卒・若手社員の育成モデル
新卒・若手社員の育成モデルは、当社におけるユニークな取り組みです。長年にわたり新卒採用を継続してきたことで、当社には様々な経験値が蓄積されています。
体系化された研修に加え、若手社員一人ひとりにインストラクターがつき、独り立ちするまでサポートするといった取り組みを継続しています。未上場企業投資業務は、決まった型がなく、求められる知識やスキルも広範囲にわたります。そのため日々の業務における高速なフィードバックサイクルを仕組化することが、成長への近道です。また、独り立ちした社員がインストラクターとなり、次の世代に教えていく立場となることで、業務への理解を深め、さらなる成長にもつながります。キャピタリストの育成という難易度の高い課題に対し、インストラクター制度によるOJTを中心とした取り組みによって再現性を高めています。
Human Resource Business Partner機能
ベンチャー投資部門にはHRBP(Human Resource Business Partner)機能を設置し、主に採用・オンボーディング・育成の高度化に向けた取り組みを推進しています。
ベンチャー投資を取り巻く環境は変化が激しい一方で、優秀な人材の育成には時間が掛かります。人材開発に対する専門性を有したHRBPと、投資部門のパートナーが密に連携することで、継続性のある人材輩出に取り組んでいます。
採用活動
当社では、ベンチャー投資部門を中心にした新卒採用と、即戦力人材に対するプロフェッショナル採用を進めています。
多様なバックグラウンドをもつ人材が、その経験やスキルを活かし強い「個」の力を発揮してもらうことで、組織全体が環境や価値観の変化に対応し、パフォーマンス向上につながるものと考えています。採用にあたっては当社の事業への適性はもとより、アイデンティティやパーパス等に共感し、強いコミットメントを持つ人材であることを重視し、人材の確保に努めています。
採用情報