日本のリスクマネー供給を
促進するJAFCOのファンド
1982年に日本で初めての
ベンチャーキャピタルファンドを設立
日本初となるベンチャーキャピタルファンド「ジャフコ1号投資事業組合」を1982年に組成。ベンチャーキャピタルという存在が日本で知られていない時代、中長期の資金を外部投資家から調達し、ベンチャーキャピタルとして投資を行う手法として、米国のリミテッド・パートナーシップと類似の仕組みを日本において導入することに成功しました。
それから40年以上にわたり、度重なる法改正や景気変動の波を受けながら、国内外の機関投資家、事業会社等の出資に支えられ、その期待に応えるべく、よりよい運営管理を追求してきました。
JAFCOのファンドは、出資者の皆様の期待と信頼に応えることによって、常に「日本のリスクマネー供給の好循環」を生み出す起点でありたいと考えています。


ファンドについて
当社は、投資家から出資を募ってファンド(投資事業組合)を組成し、その資金で投資を行っています。
ファンド組成後、3年から4年程度をかけて、多数の未上場企業に投資を行い、運用期間内に、上場やM&Aを通じて売却・流動化し、投資家にリターンをお返しします。
当社はファンドの運用・管理に対するフィー(管理報酬・成功報酬)を受け取ります。
ファンドを通じて未上場企業に分散投資することによって、未上場投資のリスクを抑え、パフォーマンスを安定化することができます。
運用実績
累計ファンド運用総額
1.2 兆円
運用中ファンド総額(国内)
4,584 億円
*2025年3月期時点の実績
*いずれも海外子会社が運用するファンドを含む総出資約束金額ベース
運用中ファンド
SV4ファンド
シリーズ総額 600 億円
設立 2013 年
運用期限 2026 年 (延長中)
ポートフォリオ構成
国内ベンチャー
国内バイアウト
アジアファンド *1
米国ファンド *1
SV5ファンド
シリーズ総額 750 億円
設立 2016 年
運用期限 2026 年
ポートフォリオ構成
国内ベンチャー
国内バイアウト
アジアファンド *1
米国ファンド *1
SV6ファンド
シリーズ総額 800 億円
設立 2019 年
運用期限 2029 年
ポートフォリオ構成
国内ベンチャー
国内バイアウト
*1 海外拠点が運用するファンドへの出資
SV7ファンド
シリーズ総額 978 億円
設立 2022 年
運用期限 2032 年
シリーズ構成 *2
V7 650 億円
国内ベンチャー
BO7 328 億円
国内バイアウト
出資者構成

*2 SV7ファンドシリーズは、V7(ベンチャー投資ファンド)、BO7(バイアウト投資ファンド)、その双方に出資する SV7の3タイプのファンドから構成されており、V7・BO7の金額は、SV7の金額按分を含む
ファンド運用における
規律と透明性
ファンド運用者の使命は、ファンドの出資者利益を最大化することです。
フィデューシャリー・デューティー(受託者責任)を果たすことを第一に、長年にわたり、以下の規律を大切にしてきました。
投資家は、ファンド運用者への信頼をもとに、これから投資組入れを行うファンドへの出資を決定します。
出資後も、パフォーマンスを左右する未上場投資先の情報は秘匿性が高く、一般に入手することは困難です。
こうした運用商品としての特性から、透明性を強く意識した出資者への情報提供が、より重要と考えています。
ベンチャー、バイアウト投資の基幹ファンド運用以外の事業は行いません。
基幹ファンドの運営にリソースを集中するため、3つの方針を定めています。
特定分野に特化したファンドは
つくりません
特定の出資者のためのファンドは
つくりません
ファンド運用以外の事業は
行いません
当社自己資金の運用は基幹ファンドへの出資を通じて行い、投資先企業への直接投資は原則行いません。
ファンド間の利益相反を排するため、既存ファンドの新規組入終了まで、新設ファンドによる投資は行いません。