
国内プライベートエクイティ市場の黎明期から再現性の高い投資スタイルを培い、
“成長”を軸にした投資先企業の経営・事業拡大を実現。
累計投資社数
65 社
累計上場社数
11 社
累計運用額
1,877 億円
*いずれも、2025年6月20日時点。1998年のバイアウト投資部門設立以降の累計。
バイアウト投資の特徴
ーJAFCO’s Stance

ベンチャーキャピタルのDNAに根ざした、
“成長”を志向した企業価値向上を各投資先で推進。
P/Lを伸ばすために、企業の経営陣・一員として、
投資後からEXITまで一貫してコミットメント。
当社バイアウト投資の
ターゲット領域


01
バイアウト投資のメイン領域
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スモール・ミッドサイズ企業の事業承継・グループ再編といった伝統的なバイアウト投資
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オーナー兼社長が売却後、一部再出資をして一緒に成長を目指すケースも存在
02
JAFCO独自の投資領域「ベンチャーバイアウト」
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アーリーステージのスタートアップ企業から、マジョリティの株式を譲り受け、経営陣として急成長を目指す
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ベンチャー投資で培ったバリューアップを行うことで価値増大を追求
投資先に半年から数年かけて半常駐する高いコミットメントと、
ベンチャー投資で培った独自のPMIアプローチ。
成長に向けて常に新しい視点やアイデアを提供し、企業価値向上を実現。


ベンチャーキャピタルを祖業とするJAFCO独自の知見・経験を用いたアプローチ
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経営戦略
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マーケティング
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財務
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オペレーション
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経営管理
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ブランディング
専門性の高い
バリューアップを実行
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経営の高度化に向けたノウハウ提供だけではなく、販路開拓、商品・サービスの共同開発、M&A・業務提携、グローバル展開などを投資先の現場に入り込んで自ら推進
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企業価値向上支援専門チーム(ビジネスディベロップメント部門)とも連携
JAFCO独自の
ネットワークを積極活用
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50年以上にわたる投資活動によって培った投資先企業・出資者をはじめとする広範なネットワークを活かした販路拡大・売上向上策の提供
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ベンチャー投資先が開発した最先端SaaS・技術や世の中の最新ソリューションの導入による、広告マーケティング・社内業務効率化等の推進
キャピタリストと共に関与する、専門性の高いビジネスディベロップメントチームが存在。
投資先企業の事業成長を加速させるために、重要な領域でJAFCOが自ら手を動かし、共に成功を目指します。


ビジネスディベロップメントの実績
当社独自の事業会社接点数
5,000+ 社
*社内CRMツール(Salesforce取引責任者データ)から、ユニークな社数を算出。2025年3月末時点。
組織人事課題への支援社数
126 社
*組織人事テーマの課題解決に関与した投資先企業の社数。2018年4月から2025年3月末までの累計。
バックオフィス構築・
上場準備支援社数
70 社
*バックオフィス構築・上場準備における課題解決に関与した投資先企業の社数。2020年1月から2025年3月末までの累計。
ビジネスディベロップメントについて
さらに詳しく
ビジネスディベロップメント
Case Study
株式会社コミネ
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設立
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1947年
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事業内容
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「KOMINE」ブランドにてバイク用品、アパレルの企画・製造・販売
JAFCO初回投資
2017年
創業70年を超え事業承継を模索していた株主に対し、新経営体制構築・事業成長支援を提案。新経営チームと協働し、高い機能性・安全性・低価格・業界認知度を誇るメーカーの事業構造改革を実行すると共に、EC・海外販売、新規事業投資といった将来成長を支える基盤を再構築

投資後の成長支援
経営戦略
将来成長・安定性を支える経営体制の再編
- オーナー2名のノウハウ継承とプロパー社員の段階的役員登用
- 経営管理・財務責任者のハイヤリング
オペレーション/IT
EC販売強化を支えるクイックデリバリー体制の構築
- 国内倉庫4拠点の集約・移転(拠点間輸送撤廃・即時配送実現)
- 倉庫管理システム(WMS)の導入
営業・マーケティング
販売拡大を見据えたECチャネル・海外展開の強化
- 大手ECとの直接卸切替、戦略的CRMに向けた自社EC立上げ
- 海外展示会への出店・新地域でのディストリビューター獲得
財務/会計管理
財務/会計管理体制の強化
- 管理会計・財務会計の整備
- 決算の早期化
事業企画
将来顧客獲得を見据えた近接領域の新事業開発
- キッズスポーツ(ストライダー)向け新商品の企画・開発による
潜在顧客(将来ユーザー層)の早期囲い込み
主な成果
- オーナーのワンマン経営体制から、新経営チームへの円滑な移行
- 高収益を支えるローコストオペレーションを維持しながら売上の拡大(2017-2019: CAGR +7.1%)を実現
長野工業株式会社(現 株式会社タダノユーティリティ)
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設立
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1968年
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事業内容
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高所作業車の製造・販売
JAFCO初回投資
2018年
高い利益率と技術力を誇る国内ニッチトップ企業による、長期的な成長を意図した海外市場開拓がメインテーマ。
海外展開を見据えた経営体制の強化を行った上で、商品開発および海外営業/マーケティングを強化。
商品ラインナップ拡充、財務/会計管理・サプライチェーンの整備も実行。

投資後の成長支援
経営戦略
海外展開を見据えた経営体制の強化
- 建機大手出身者を新社長として登用
- 当社マネージング・ディレクターも参画(管理担当役員)
営業・マーケティング
国内営業の強化・海外展開に向けたチャネル構築
- 国内営業体制の大幅人員増・中古機の買取など商流を多様化
- 欧州販売子会社設立、海外代理店開拓・展示会への積極参加
事業企画
商品開発力・ラインナップの強化
- 高付加価値・新セグメント開拓に向けた商品開発体制の整備
- 製販連携を強化し、商品開発のリードタイムを短縮
財務/会計管理
財務/会計管理体制の強化
- 製造原価計算の導入・予実管理体制の強化
- 在庫管理の見える化・材料発注ルールの見直し
オペレーション/IT
高稼働・売上増を支えるサプライチェーン構築
- ボトルネック工程解消による生産性改善(中国調達の強化)
- 工場レイアウト拡張・組立工程延伸による生産能力の強化
PR/HR
積極的なPR活動による認知度向上
- 会社サイトの刷新、国内展示会への出展強化
- 優秀人材へのUターン / Iターン採用訴求
主な成果
- 新型コロナによる市場の混乱、資材高騰という外部環境の変化を乗り越え、過去最高売上を確保(2018ー2023:CAGR+9.0%)。
- EUだけではなく、韓国・台湾・シンガポール等の東アジア市場の開拓にも成功。
プログレス・テクノロジーズ グループ株式会社
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設立
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2005年
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事業内容
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設計開発に特化したコンサル・ソリューション・プロジェクトサービス・エンジニアリングサービスなどのワンストップサービスの展開
JAFCO初回投資
2020年
上場年月日
2025.03.28
投資後、新たなマネジメント体制にて、技術者派遣業から、高付加価値なソリューション分野への事業シフトを推進し、IPOを実現。コア技術・知見を基盤とした製造業向けの上流コンサル・ソリューション提供の展開強化と、ガバナンス体制の強化などを軸に、事業成長・業績拡大から上場まで伴走。

投資後の成長支援
経営戦略
高付加価値分野への事業領域の転換
- 新経営体制による付加価値がより高い事業領域の探索・転換
(メーカー設計/開発部門向けDXコンサル・ソリューション事業)
営業・マーケティング
当社独自ネットワーク活用でのマーケティング強化
- JAFCO共催での事業会社向けウェビナー実施
- 営業先候補の紹介
経営戦略
上場を見据えた経営・ガバナンス体制の強化
- 監査等委員の設計・IPO体制の構築
- 持株会社体制の導入・IFRSの導入
事業企画
新規事業の創出
- 既存事業のノウハウを活かした事業立ち上げ
(デジタルツイン事業)
主な成果
- トップラインの着実な伸長と収益性の改善
- パブリックカンパニーとしてのガバナンス体制の構築